日中医療衛生情報研究所

中国での H7N9鳥 インフルエンザ対応18か条


2015年年初に中国出張を計画されていたある企業の産業医からのご相談に対応した時の資料です。その際に、私がメールアウトした内容は、次のようなもの。添付のPPTではローカルスタッフへの徹底も含めて18か条にまとめて中文併記化してみました。 H7N9に限らず一般的にも使って頂けるものかもしれません。。。

『極力鳥のそばにはいかない、病死した鳥や動物には近寄らず触れないこと。というのは普通の日本人なら大丈夫でしょう。
それよりも、ローカルスタッフにも徹底してもらった方がよいことが、、、、
『流行期間中』は
1.活禽市場に行くな、
2.冷静鳥(冷凍鳥より美味しい)を食べよ
3.活きている禽を屋台や自宅等で屠殺するな
4.鳩も危ないので、公共の広場などでのエサやりをするな(
5.鳥の糞や分泌物には触れるなかれ
6.万一触れた場合には、石鹸と流水でXX秒以上良く洗え
7.鳥獣やその糞、分泌物に触れた直後の汚い手で目に触れるな
8.もちろん、舐めたりしてはいけないが、鼻くそをほじくるな
9.日頃から体を鍛えよ
10.休息を十分にとれ
11.ビタミン類など栄養のあるものを食べよ
12.部屋にいる場合は、換気通風を良くすること
13.流行している現状に住んでいる場合は、無駄な外出をするな
14.人ごみには出るな
15.クシャミや咳をするときはハンカチやティッシュで鼻や口をふさげ
16.急な発熱、咳やクシャミ、倦怠感、頭痛などの気道感染症の症状が出たらすぐに病院へ
17.病院では、鳥との接触歴や外地への渡航歴の有無を伝えよ。
18.上記をローカルスタッフの家族にも徹底させよ
 
ふ~~、
これまでの中国の報道と、中国人の生活習慣をみていたらこれかな?と思います。
中国の人からも良く言われますが、「中国人は鼻をほじくることが多い(それも人前で堂々と!)ですし、
「うがいの習慣」がないので、ガラガラペッができません」とのこと(私もよく見かけることがありました)。
また、『イソジンガーグルでガラガラっとやった後に「飲み込」んでしまい、あまりのまずさに「ぺっぺっ」と残った液を吐き出している人を見かけます。また、緑の味のついているうがい液は清涼感があるのでそのまま飲み込む人がいます』とのことでした。
所変われば品変わる、習慣も変わるといったところですね。

【中文併記のパワーポイント(PDF化しています)は以下からどうぞ】

オリジナルのPPTが必要な場合はご一報ください。

H7N9鳥インフルエンザの予防策

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