日中医療衛生情報研究所

国際医療福祉大学大学院 乃木坂スクール『医療通訳講座』開講のご案内 : 日中医療衛生情報研究所


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日中医療衛生情報研究所からのお知らせ

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国際医療福祉大学大学院 乃木坂スクール『医療通 訳講座』開講のご案内

以前 (2013年7月)に 私を 「中国の最新医療事情(ミクロ編)」の講師としてお招きいただいた 国際医療福祉大学大学院 岡村世里奈准教授から、 乃木坂スクールで、 『医療通訳講座』 が開催されることになったとの 情報を戴きました。

#18 医療通訳講座  (同大学HPへのジャンプはリンクが切れました

冒頭の 岡村准教授の言葉にある中で、 実際に 中国や 台湾の方の 通訳をしていて 私も共感を覚えるのは、

「適切な医療通訳を行うためには、 単に複数言語が話せるというだけではなく、 基本的な通訳門技術や臨床医学 ・ 医学用語に関する知識はもちろんのこと、 『日本医療現場の状況や 海外の 医療文化との違い を理解』しておく必要がある」というところ。

(実際に、 診察時の 通訳の 場面 前後にある、 病院内 導線の仕組みと 問題や、 診療前の 告知内容 ・ 方法、 患者の 同意 取り付け、 支払方法の 説明、 薬局への 誘導、 薬局での 処方薬と ジェネリック薬の 差についての説明 、、、と、 病院ごとに 少しずつ異なっていることも 多々あります。 また、 工場の 案内通訳をした経験からも、 医療通訳に限らず、 通訳者は、 現場での 事前チェックなしには スムースに 患者の誘導を できないことも確かでした)

そして、 大学側からの この講座の 『ここがミソ』という点に つきまして お聞きしたところ、 以下の2点が挙げられます。

【1.臨床医学系科目 について】

17以上の診療科他等について、 それぞれの領域を専門とする医師が 講義を担当する。

また、

【2.e ラーニングシステムの活用】

同大学の eラーニングシステムを活用でき、 演習や 病院見学 以外の 講義については、 何度でも 繰り返し 講義を 視聴する ことが可能である。

の 2ポイント だそうです。

実は、 私もある団体からのご依頼を受けて、 (中国人向けの もう少し 安価な) 医療通訳養成講座に 協力しているので、 ライバル関係になってしまうかもしれませんが、 今後、 これらの講座を経て、 優秀な 通訳が 出てくることが、 オリンピックという理由だけではなく、 増加している 中国人や 華人 来訪者、 駐在者たちの 健康を 守ることができると 考えましたので、 この ホームページで ご紹介することとしました。

【パンフレットは 以下からどうぞ】

国際医療福祉大学大学院「医療通訳講座」パンフレット(2016.5.12版)

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