日中医療衛生情報研究所

狂犬病 の流行状況(2009年総括)


2010年09月26日:中国疾病预防控制中心発表

(宮本解説)中国衛生部疾病予防控制中心(中国CDC)が2009年の中国における狂犬病の実態を報告しています。中国における流行には3つのピーク期がありますが、これはその3つ目のピーク期を過ぎつつあるということを示すための発表内容であると思われます。国民に安心を与える為と言い換えてもよいかと思われますが、実際2014年までの趨勢を見ると下降傾向が明らかです。
但し、一旦発症してしまうとほぼ100%の方が亡くなるという恐ろしい病気でもあり、ワクチンで予防ができる病気でもあります。中国に駐在される方、よく中国に出張に行かれるかたには企業側としての安全配慮の観点からもワクチンの接種をされた方がよいだろうとはワクチンセミナーなどで何度も説明がされています。

2009年、全国24の省(自治区・直轄市)では2,213人の発症、2,131人の死亡が報告されており、報告された発症数と死亡数は、2008年と比して、夫々10.26%、10.20%下降している。 2008年に我が国の狂犬病発症者数が下降を開始して後、2009年度もまた継続下降の趨勢にある。。。
【翻訳全文は以下からどうぞ】

20100926A 狂犬病の流行状況(2009年総括)

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